介護脱毛って聞いたことありますか?
NHKのあさイチでも取り上げられた介護脱毛。
ロンブーの田村淳さんも出演されて、自身の介護脱毛(VIO脱毛)についてお話されていました。
実は私も、約10年ほど前にVIO脱毛をしました。
そんなVIO脱毛経験者の私の目線から
- 介護脱毛(VIO脱毛)ってした方がいい?
- 痛み、費用は?
- どんな体勢でするの?
- メリットやデメリットは?
など介護脱毛(VIO脱毛)に関するあれこれを解説します。
興味はあるけど、一歩踏み出せない方の参考になると嬉しいです。
介護脱毛とは
そもそも介護脱毛とはVIO脱毛のことで、デリケートゾーンの脱毛のことです。
下着や水着からはみ出さないことを目的としたVIO脱毛と違い、介護脱毛は将来自分が介護を受ける立場になった時に、家族や介護者の負担を減らすために行うものです。
名前は違いますが、脱毛の部位や内容は同じものです。
介護脱毛は必要?必要ない?
介護の負担を減らすってどういうことかというと、介護状態になり排せつなど自分で処理が出来なくなった場合に、介護者にデリケートゾーンを拭いてもらうじゃないですか?
その時に毛があったら拭きにくくて介護者に負担がかかる→そうなる前に毛をなくそう!
と、いうことらしいです。
需要が高まる背景としては、
- 日本の超高齢化
- 介護職の人出不足
- 高齢者を支える現役世代の人口減少
などがありますが、脱毛業界の新たなシェア拡大、今後さらに増える高齢者層からターゲットを得るためですよね。
また今は女性も男性も関係なく、美容や脱毛への興味やニーズが高まってきているという背景もありますね。
現場の意見を聞いてみました
自分の身近に要る看護師・介護士合わせて7名に、利用者さんが介護脱毛していた方がいいのかを聞いてみたのですが、毛の多さはさほど気にしていませんでした。
毛量による看護・介護量の負担も特に差はないようです。
「もちろんあるよりはない方がいいけど」とのこと。
ある看護師は、「高齢になったらみんな毛は減るから」とも言っていました。
確かに…
そしてみんな口を揃えて言うのは、
毛を減らすより体重を減らして欲しい!!
だそうです。
私が聞き取りをしたのは、ほんの10人にも満たない看護師・介護士からの意見なので偏っているとは思いますが、率直な現場の意見です。
『体毛を 減らすことより まず体重』
トリ蔵心の俳句
・・・
ただ、介護脱毛は看護・介護側のためという理由だけでなく、脱毛する側にもメリットはあります。
VIO脱毛の方法や、脱毛をしておくメリットデメリットを紹介します。
VIO脱毛の方法
そもそもVIO脱毛ってつるつるになっちゃうの?
急につるつるは心の準備が…
ひさまぁもつるつるなの?と思っている方
答えは…残念ですがNOです(何が残念?)
サロンに行ったからと言って、いきなりつるつるにされることはありません。安心してください。
範囲・デザイン・毛量を決めよう
Vラインはデザインを決めることが出来ます。
私は全体的な量を減らしてもらい、下着からはみ出さないようにしました。
いちど全体に照射することによって全体的に薄く少なくはなるけれど、毛は残せるというものです。
また毛の質も変わり、柔らかくなります。(これが自分的には良かったです)
Vゾーン→全体的に薄く、範囲もせまくした
Iゾーン→ほとんど生えないようにした
Oゾーン→つるつるにした
ただし、Iゾーンに関しては、Ⅰのラインに沿って脱毛をしていくのですが、粘膜には照射できないのでそのぎりぎりを攻める感じになります。
なので、粘膜とのギリギリ境界線のあたりは毛が残ることになってしまいます。
ちょっとここで私の脱毛事情です。(見たくない方は飛ばして進んでね)
私は10年以上前に、サロンで脱毛をしました。
『ワキ500円』にひかれて友達と始めたのがきっかけなのですが、VIOまでしてしまいました(;^ω^)
今のところ後悔はないです。
手足もサロンで脱毛したのですが、手は10年以上経ちますが全く生えてきません。
足にはときどき申し訳なさそうに1〜2本ひょっこり生えてきますが、ほとんど気になりません。(サロンではなく医療脱毛だと完璧に二度と生えてこなくなるものなのでしょうか?)
いずれにせよ、脱毛したことによって
- 毛の処理に時間をかけなくて良くなった
- 毛穴は目立ちにくくなり、肌荒れも改善
- かみそりによるムダな流血や傷、それに伴う傷跡もなくなり
いいことしかなかったです!!
費用は、トータルで20数万円かかりました。
期間は、約三年サロンに通いました。
では次に、VIO脱毛のメリット・デメリットをあげます。
メリット
まずはメリットです。
- 生理時のムレ軽減
- においやかゆみの軽減
- 自己処理の手間がなくなる
- 下着に響かず、はみ出ない
- はみ出る心配がないので、水着を着ても安心
生理時のムレ軽減
なぜ私はVIO脱毛をしたのか、それはずばり生理の時の不快感を軽減する目的です。
ムレやかゆみはかなり軽減されました。
VIO脱毛の最大のメリットは、デリケートゾーンを衛生的に保てることです。
ただ、つるつるにした場合、人によっては肌が直接下着や生理用品と擦れるので、良くないという意見もあります。
本来、毛とは肌を保護してくれるものだからな
これから人間も進化するにつれて、体毛はどんどん薄くなっていくのかもね
においやかゆみの軽減
蒸れないのでにおいは軽減できるはず。
また、自己処理が減ると肌荒れによるかゆみも回避できます。
自己処理の手間がなくなる
下着からはみ出さないような定期的な処理も必要なし!!
下着に響かず、はみ出ない
あとよかったのは下着に響かなくなったこと!
水着を着ても安心
色んな水着にチャレンジしよう!!
デメリット
次にVIO脱毛のデメリットです
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 施術時の痛みがある
- 施術時はずかしい
- 温泉や銭湯でつるつるだと恥ずかしい
デメリットの方をひとつずつ見ていきましょう。
お金がかかる
脱毛=高いというイメージですよね。
確かに全身脱毛なら数十万円かかるのが普通です。
すでに全身脱毛されている方ならば、VIOだけのキャンペーンなどを利用して数千円で施術できます。
また、現在は家庭用脱毛器も安価で手に入ります。
私はサロンで脱毛したので医療脱毛を経験していないのですが、医療脱毛とサロン脱毛でまだまだ出来上がりに違いはあるのでしょうか?
『いっさいの毛も産毛も逃さない』という方は医療脱毛の方が向いていますが、そうでなければどちらでもいいと思います。
我が素肌に一本の毛なし
ラオウの名言・・・?
施術時の痛み
痛み…これはかなりありました。
ワキや手足などは、いわゆる『輪ゴムでパチンとはじかれたような痛み』
しかし、VIO脱毛の痛みはそんなものではありません。
一回一回、『…ゔっ…』『…あ…うち…』と、思わず声が出る痛みです。(謎に英語で出る)
照射ごとに深呼吸を入れさせてもらっていました…。
サロンのお姉さんも、大丈夫ですか?いきますよ!がんばって!と、めちゃくちゃ応援してくれました。(痛みは変わりませんが…)
痛みには個人差があるとは思いますが、VIOはかなり痛いことを覚悟して挑みましょう。
施術時の恥ずかしさ
これは…確かに恥ずかしいですね…。
でも終わればもう会うこともない相手ですし、私は出産終わってからVIO脱毛したのでそんなに考えなかったです。(図太い)
まだ、お若い方は恥ずかしいかもしれないですね。
恥ずかしいついでに、VIO脱毛とはどのような体位でされるかというと…
Vは仰向けになって、軽く仁王立ちくらいに足を開きます。
Iは足を開いたまま、片方の足の膝を曲げ、さらに開きます。
Oはうつぶせになって足を開きます。
参考に、以下のような体勢です。
I部分に関して言うと、このイラストの体勢は上品な方で、イメージとしてはカエルの解剖状態ですゲコ。
I部位は、脱毛器を当てる時に施術者の手で周辺を押さえられます。(当てやすいようにちょっと引っ張るように押さえるイメージ)
O部分は足を開いているものの、*の周りにしっかり当てるために*を開かれる感じです。
私の通っていたサロンでは紙パンツは無く、下着を脱いで渡されたタオルをかけて待機する感じでした。
紙パンツがあるサロンも、I ラインの処理をするときは結局は脱がないといけないようです。
デリケートな部分を見られたり、触られたりしたくない方は家庭用脱毛器での脱毛をおすすめします。
温泉施設での恥ずかしさ
ハイジニーナ(つるつる)にしてしまうと温泉施設で恥ずかしくない?と思われがちですが、そんなに他人の下半身に集中はしないと思うのであまり気にしなくていいと思います。
体毛の量や濃さは人それぞれですし、もともと薄くてそんなに生えていない人もいます。
ただ、家族やパートナーには先に伝えておいた方が驚かれなくていいかもしれません。
おわりに
介護脱毛(VIO脱毛)は必要なのか?
私の結論は、『必須ではないが、脱毛したことでQOLは確実に上がる』です。
上記に記した数々のデメリットよりも、メリットの方が確実に人生をよくしてくれました。
デメリットは一時のもの、脱毛のメリットは一生ものです。
ただ、脱毛はいちどしてしまうと毛を元通りに生やすことはできないので、そこだけはしっかり考えて脱毛の範囲や量を決めてください!!
他人に見られるのは恥ずかしい、耐えられないわ!という方には、家庭用脱毛器をおすすめします。
家庭用脱毛器と言えばケノン!
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