ゴッサマーギアの超軽量日傘レビュー。リュックに固定して手放しで登山

山道具
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夏山登山の日焼け対策に、ゴッサマーギアの傘を購入しました。

いくつかの候補の中からゴッサマーギアに決めた理由は

リュックに固定して、ハンズフリーで傘をさすことができる!!

木陰のない平尾台で、ゴッサマーギアの日傘をさしてみた
木陰のない平尾台にて

固定するためには専用のクランプを購入しなければいけないのですが、さすが専用クランプなだけあってしっかりと固定され歩きやすかったです。

日傘をリュックに固定しているので、両手があく
傘をさしたまま両手が使える

登山中はスマホを見たりカメラを構えたりとなかなか忙しい。

日焼け対策はしたいけど両手も開けておきたいですからね。

ゴッサマーギアの日傘「ライトトレック ハイキングアンブレラ」の使用感をレビューしていきます。


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ゴッサマーギア ライトトレック ハイキングアンブレラ

重量 187g

長さ 63㎝

広げた大きさ 直径95㎝

素材 フレーム アルミニウム、キャノピー(傘部分)ポリエステル(防水防汚加工)

晴雨兼用の傘なので、日傘としてだけでなく急な雨にも対応できます。

フレームはアルミニウムです。

公式では187gとありますが実測重量179g。

普段使いの傘と比べると本当に軽い!

親骨の中心部から放射線状に取り付けられたアームが、強風を受けた時に渦巻き状にしなることで風圧をうまく逃す構造。

ゴッサマーギアのgのマークもよき

キャノピー(傘部分)は防水防汚加工が施された耐水性に優れた超軽量素材を使用。

泥が付着しにくく引き裂きに強い。

ハンドルは溝の入った高密度EVAハードフォーム製。

軽量で握りやすく、雨で濡れても滑りにくくドライ感を維持。

ハンドルが小さすぎると持ってて疲れますが、にぎってちょうどいい大きさ。

突然の強風でも傘が飛ばされないように、エンド部にセーフティーランナー付きです。

折りたたみ式は骨を折るのに手こずりますが、これは開いたり閉じたりが簡単なのがいいですね。

スペック比較

候補に上がったのは「ゴッサマーギア」と「シックスムーンデザインズ」のカーボンと「トレイルバム」の3つ。

登山の傘といえばモンベルも軽量・手に入れやすい価格で口コミはいいですが、今回は折りたたみじゃない日傘が欲しかったので見送り。

商品ゴッサマーギア
ライトトレックアンブレラ
シックスムーンデザインズ
シルバーシャドウカーボン
トレイルバム
スイングライトフレックスアンブレラ
重さ187g193g209g
長さ63㎝63㎝64㎝
広げた直径95㎝94㎝100㎝
UPF値50+50+50+
フレーム素材アルミニウムカーボン高密度ファイバーグラス
定価(税込)7,920円12,100円7,590円

各社比較したところ、ゴッサマーギアは187g(私が計量した実測重量は179g)でこの3つの中では1番軽い。

紫外線保護指数であるUPF値は、3つとも最高値の50+。

UPF値(紫外線保護指数)とは

「Ultra violet Protection Factor」の略。

表記は「15-24」「25-39」「40-50+」の3つに分かれ、数値の高い方がより紫外線をカットする効果が高い。

UPF50は紫外線を50分の1までカットする効果がある=98%の紫外線をカットしているという意味。

SPFとPAが日焼け止めクリーム等に記載されているのに対し、UPFは衣服などに表記され、その衣服がどれくらい紫外線を防いでくれるかを表す。

ちなみにシックスムーンデザインズのカーボンタイプは193gと軽量ですが、普通のシルバーシャドウは重さが252g。

実際に商品を比べて持ってみるとかなり重たく感じました。

登山用として軽量化を目指すならカーボンタイプを選ぶと思うけど、普通のシルバーシャドウは税込9,350円に対してカーボンタイプは12,100円。高い!!

トレイルバムはスリーブケース付き。ショルダーストラップがついているので斜めがけにして持ち運べます。

このジャストサイズのケースかっこよかったです。使わない時はケースに入れておきましょう。

ちなみにモンベルも有名ですが、折りたたみ式なので今回は候補から外しました。小さく持ち運べるのはいいところ。

悩んだ結果、「軽さ」「専用クランプでリュックに取り付けられる機能性」をとりゴッサマーギアに決定!

ゴッサマーギア ハンズフリーアンブレラクランプ

こちらが専用クランプ税込1,320円。実測重量15g。

この軽さなら追加しても苦にはなりません。

専用クランプの部品は、マジックテープ付きのアンブレラクランプとバンジークランプの2種類入ってます。

バンジークランプは、トレッキングポールなどをまとめておくのにも使えます。

使ってみた

日傘・雨傘として

まずは普通に日傘としてさしてみました。

広げた時の直径は95㎝

普段使いの雨傘くらいの大きさ。

私は基本雨の日は登山はしませんが、大雨じゃない限り雨の日もいけそう。

日傘としてもかなり優秀でUPF50+。紫外線を98%防ぎます。

標高が1,000メートル上昇すると、紫外線量は13%増加すると言われています。

そんな山の上での強い日差しからも身を守ってくれます。

続いて、リュックに固定するために専用クランプを取り付けていきます。

専用クランプの取り付け方

愛用中のトレイルバムのバマーに取り付けます。

右のショルダーには自作のスマホケースと自作ティッシュケースをつけているので、日傘は左のショルダーにつけます。

上につけたアンブレラクランプで傘の軸を固定し、下のバンジークランプで持ち手を固定できます。

取り付けにはある程度しっかりした硬さのショルダーが必要です。

ショルダーにしっかりと巻きつけマジックテープで止めます。バンジークランプも巻きつけておきます。

これで準備はOK。

傘は使わない時はサイドポケットにさしておきましょう。

では傘をリュックに取り付けてみます。

傘の軸部分をアンブレラクランプでしっかりと固定していきますよ。

まずはこの上下の隙間に軸を入れて、

中心部分を押さえて赤い矢印の方向にねじって立てる。

力を入れて押し込み、ハマればしっかり固定できます。

一箇所だけではぶらぶらするので、傘の持ち手を下のバンジークランプで固定。

手を離しても大丈夫。フラフラする感じもなくかなりの安定感!

続いてリッジマウンテンギアのワンマイルに取り付け。

こちらもショルダーベルトが硬めなのでしっかり固定できました。

手放しでも安定しています。

続いてノースフェイスのワンマイル16。

こちらのリュックは登山用ではないので、ショルダーベルトは柔らかめ。

同じように取り付けるが…
柔らかいので不安定

ショルダーベルトが柔らかすぎて、ふにゃふにゃして固定は無理でした。

しっかり固定するにはある程度の硬さのショルダーベルトが必要です。

追記)後から気づいたのですがアンブレラクランプははじめから傘本体につけておき、必要になったらマジックテープでリュックのショルダーベルトにつける方が楽かもしれない。

アンブレラクランプは傘につけたままでも、傘は畳めます。やりやすい方でやってみてください。

追記】二つのクランプは傘本体に取り付けたままにすることに落ち着きました。

使っていて気づいたのですが、何度かゴム状のバンジークランプを無くしそうになりまして…。

バンジークランプは、傘のエンド部のセーフティランナーに結びつけておけば無くす心配が減ります。

実際に山でリュックに固定して使ってみた

しっかりと固定できれば少々の風が吹こうが物ともしません。

ゴッサマーギアのライトトレックアンブレラは、軽量だけど耐久性があり風にも強い。

専用クランプで固定すれば安心の安定感!!

手放しで歩ける!

海沿いの山でけっこう風がありましたが、あおられることもなくポージング。

周りに遮るものがない稜線での突風では、ちょっと持っていかれそうになりました…。

平尾台にて

ただ平尾台や久住など日陰がない山こそ日傘の出番なんですけどね〜。

この日は登山中に何度も「その日傘いいね〜」っと声をかけられました。みんな日除対策したいんだなぁ。

あと登山中、一つ向こうの山に同じく日傘をさしているハイカーさんを見つけ嬉しくなりました。

声は届かないけど、心の中で「仲間〜」と叫んで手を振ってみたw

話を戻します。

固定した傘はしっかりと顔や上半身を日光から守ってくれます。

恒例のオバショット

ここは木陰の下にベンチがありましたが、山頂では日光を遮ってくれる木がない場所も多いです。

そんな時は日傘の下で直射日光を防ぎながら休憩しましょう。

疲れ具合が変わってきますよ!!

登山客が多めの山では、周りの迷惑にならないように使いましょう。

まとめ

ゴッサマーギアの「ライトトレッキングハイキングアンブレラ」についてまとめます。

よかったところ
  • 軽量
  • 風にも強い
  • 折りたたみじゃないので開きやすい、たたみやすい
  • 純正のクランプをつければ、ハンズフリーで使える

軽量でリュックにしっかり固定されるのでぶれず、しばらく歩いても重くて肩がこることもなかったです。

気になったところ
  • 使い始めとにかく臭い

はじめて傘を開いた時、異臭がします。(私のだけ?)

臭いは一晩干しておけば、気にならないくらいにはなります。

間違えても購入後そのまま山に持って行かないように気をつけましょう。(くさくて倒れちゃうよん)

おわりに

ゴッサマーギアの「ライトトレック ハイキングアンブレラ」で夏山でも絶対に焼かないぞ、と決意を新たにしました。

日焼けを防ぐことで、熱中症やパフォーマンスの低下を防ぎ、疲労回復のスピードも早めてくれます。

日焼け止めだけでなく日傘やサングラス・帽子など、適切な日焼け対策をして夏の登山を快適に乗り切りましょう。

菅笠風のカブーのチルバも試してみたい。

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