北九州国定公園の中心地・平尾台。
その平尾台の北端に位置する標高711.6メートルの貫山に、野焼きのあと草原が新緑に染まる5月に行ってきました!
貫山でやりたかったことのひとつ。
頂上で「平尾台」の焼印が入ったパンを食べること。
景色もいいし、あま〜い平尾台あんぱん&クリームパンで疲れも吹き飛びました!
貫山
日本三大カルスト台地のひとつ平尾台。
広大な草原に白い石灰岩が無数に並ぶ羊群原や鍾乳洞、石灰穴(ドリーネ)など独特の景観を保っています。
周辺には大平山(587m)や四方台(618m)など400〜600m級の山が点在。
今回は平尾台の北端に位置する貫山地の主峰・貫山(712メートル)へ。
吹上峠駐車場から大平山→四方台→貫山→平尾台周回コースを取りました。
駐車場
今回は吹上峠から→ 平尾台周回コースをとったので吹上峠駐車場を利用。
吹上峠駐車場は約30台ほど駐車可。
祝日の朝8時過ぎに着いた時は半分くらい埋まっていました。
登山靴に履き替えたり準備している最中にも続々と車が。
下山して14時前に戻った時には、駐車場に停められなかった車が外まではみ出していました。
土日祝日は早朝に行くのが安心です。
トイレ
吹上峠駐車場にはトイレと屋根のある休憩所があります。
男子トイレ・女子トイレと車椅子トイレ有り。
トイレにトイレットペーパーはありませんので、水に流せるティッシュを準備していきましょう。
平尾台パンはどこで買える?
登山の前に忘れてはいけない!!平尾台パン!!
登山口に行く前にデイリーヤマザキ小倉新道寺店に寄って購入。
祝日の朝8時ですが、お客さんも多くてにぎわっていました。
ツーリングに行くであろうバイクの集団も。天気もいいし気持ちいいだろうなぁ。
このお店では焼いたパンを仕入れているわけではなく、お店の中で焼いています。
普通のコンビニと違い焼きたてのパンが食べられる!
こちらがお目当ての平尾台あんぱんとクリームパン。
「平尾台」の焼印がかわいい。
ひとつひとつ焼き加減が微妙に違って味がある〜!
他のパンはビニール袋の包装の中、この2つはしっかりしたプラ容器に入れてありました。
おかげでリュックの中に入れていても山頂まで潰れずにすみました。
店内の写真は遠慮しましたが、パンだけでなくおにぎりや惣菜も充実していてあれもこれも食べたくなりました。
店員さんも親切でパンのおすすめとか色々教えてくれました。
とろーりチーズのカレーパンも美味しかった!
お目当てのパンを購入したし、張り切ってのぼりますよ〜!
吹上峠ルート
吹上峠駐車場から出て、車道を渡るとすぐに登山口があります。
カーブになっている道を車が飛ばしてくるので、車道を渡る時は気をつけてくださいね。
初めはなだらかな道が続きます。
登山客だけでなく平尾台を見に来たであろう普段着の方もいました。
新緑がキレイ。
のどかな風景ですが、けっこうな上り坂です。
遥か遠くまで緑が広がり歩いているだけで気持ちいい。
登っていくとだんだんとゴツゴツした石灰岩があらわれます。
遠くから見ると羊が群れているように見えることから羊群原と呼ばれるそう。メェェ。
この辺は登山というよりハイキング。
きれいなアザミの花。
そうこうしていると急に現れる、しれっと大平山山頂。
ぜんぜん頂上という感じのしないところに、頂上がある。
と思ったらすぐにまた山、山、山。
頂上に続く一本道。
いやー、ほんとキレイ。
普段は木々の生い茂った山ばかり登っているから、平尾台のような山はとっても新鮮で楽しい。
さぁ、貫山に向けてまずはこの急な一本道を登ります。
人がアリンコに見える。
登り切ったら四方台。ここから左へいったら貫山。
見えてるのが貫山。もう少しがんばろう。
いやいや、こんな山の中バイク乗る人おるん?w
なんだかあみだくじみたいな線がついた山道を登る。ハズレの道があったら嫌だなw
振り返ると遠くまで見渡せる。海も見える。
鉄塔の上の辺にパラグライダーが飛んでいたんですが、みえるかな〜?
とっても気持ちがよさそうでした。
やっと山頂に到着!
のんびりペースなのでここまで2時間20分ほどかかってます。
お昼ご飯はもちろん先ほど紹介した「平尾台あんぱん」
平尾台山頂にて、周防灘に浮かぶ北九州空港や本州を眺めながらいただきます。
左側のあんぱんの中身は小倉あんとふわふわホイップ。
山友三人で突如始まる「誰が一番平尾台パンをかっこよく撮るか選手権」w
美味しいコーヒーも入れてもらって、卵スープも作ってもらって、家から持ってきたおにぎりと一緒にいただきます。
おいしい、甘い、幸せ〜。
下山していきまーす。
帰りは行きとは違う道で、平尾台を周回して帰りますよ〜。
草原の中で解放される四十路。
木陰がほとんどないので、この日は日傘が大活躍。
この日傘リュックに固定してるので、なんと手ぶらで歩いています!!→詳しい記事はこちら
両手離せるし軽くてしっかり固定されているので手や肩が疲れることもなく、強い日差しからも守られて、とっても便利で快適に過ごせました。
鍾乳洞は子供の頃にいったきり。
大人になった今、またゆっくり見てみたいなぁ。それはまた次回。
羊群原。いつまでも見ていられる。
突如「キス岩」なる看板が。
なになに〜?っと盛り上がる四十路。わくわく。
キス岩、こっちだってよ!(小走りになる四十路)
そして…
キス岩に到着。
え…あ…う、うん。なんかエイリアンチックだね。
キスっていうより、噛んでる…?
自然にできた岩にしては、うん、やるやん。
キス岩もみたことだし、ぼちぼち帰りますか。
ドリーネ!発見。
この説明の画をみて、風の谷のナウシカを思い出した四十路。
ドリーネには近づけないように、柵がしてありました。
眼前には平尾台のキャンプ場、オートキャンプ場、グランピング施設などが。
平尾台でグランピングができるFOREST CAMP KOKURA
めちゃくちゃいい感じ。いつか行ってみたいなぁ。
最後少し道を間違えて車道沿いを歩くことになったけど、無事に駐車場まで戻ってくることができました。
おつかれ山でした!
本日の活動記録。
山頂には約1時間いました。
おわりに
5月の平尾台は野焼きのあとで、大地が新緑に染まり本当にキレイでした。
「平尾台パン」を貫山の山頂で食べる夢も叶えたし、次回はススキの穂が光る秋にもまた訪れたいな。
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