登山にはタオルより手ぬぐい!軽量・速乾で非常時にも使える。隠れた使い方も紹介

登山

昔から日本で愛されている手ぬぐい。色とりどりの柄や模様がかわいいですよね。

手軽で日本っぽいお土産として外国人観光客からも大人気なんだとか。

そんな手ぬぐいですが登山に適しているって知っていましたか?

登山をしていると出会うクライマーたちも、よくみると手ぬぐいを持っている人がたくさんいます。

手ぬぐいを登山でどのように使うのか、解説します。

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手ぬぐいの歴史

温泉に置いてあるおけと手ぬぐい

手拭(てぬぐい)は顔や手を洗った後の水を拭ったり、入浴時に体を洗ったりするための木綿の平織りの布のことです。「手を」「拭う」から「手ぬぐい」と呼ばれているんですね。

手ぬぐいの原形は古くは奈良時代にはあったと言われ、祭礼においての装身具として使われていたとか。

江戸時代には木綿の織物と共に普及していき、庶民の生活用品として欠かせないものになっていきます。

合わせてそのころから、実用性だけでなくファッション性も重視されてくるんです。

個人の主張を手ぬぐいの柄にしたり、職種によってかぶり方にも差をつけたり。

いつの時代も人はおしゃれさを求めるんですね。

登山に綿はNG

ところで登山に綿素材はNGって知っていましたか?

私は登山をして初めて知りました。

理由は、綿の生地はぬれると乾きが遅く体を冷やしてしまうから。

そんな登山で唯一認められている綿製品。

それが手ぬぐい〜TENUGUI。よっ日本の誇り!

1番お気に入りの祭手ぬぐい

「汗を拭くためのタオルも綿素材だけどどうなの?」「持っていってはダメなの?」

もちろんタオルでもいいのですが、タオルに比べて手ぬぐいの方が優れている理由がたくさんあるのです。

登山にタオルより手ぬぐいが向いている理由

登山に手ぬぐいが向いている理由はずばりこれ!

  • 薄い・軽い・コンパクト
  • 吸水性
  • 速乾性

薄い・軽い・コンパクト

手ぬぐいとタオルの厚さ比べ

上から手ぬぐい、薄い粗品タオル、普通のタオル、贈答品の分厚いタオルです。

手ぬぐいの薄さ、一目瞭然ですよね。

とにかく薄くてかさばらない。登山では荷物はなるべく軽くコンパクトにしたい。これ大事。

手ぬぐいはタオルに比べるとかなり薄いですし、折りたためばコンパクトになります。

登山ではタオルの代わりに2〜3枚持っていっています。

吸水性

吸水性はタオルには劣ります。しかし使い込むほど柔らかくなり汗くらいなら吸収してくれます。

また、暑い時期には水で濡らして頭や首に巻けば、ひんやりして気持ちいいです!

速乾性

そして何と言っても、速乾性。

手ぬぐいの特徴の一つとして、生地の端を折って縫製せずに切りっぱなしになっています。

手ぬぐいは端が切りっぱなしになっている

薄くて空気を通しやすいからすぐ乾きます。汗で濡れてもちょっと風や日光に当てておけばすぐ乾く。

よく乾くから雑菌の繁殖によるいや〜な生乾き臭もなし!清潔で快適です!

登山での手ぬぐいの使い方

そんな便利な手ぬぐいの、登山での使い方です。

タオルがわり

暑い日の登山ではかなり汗をかきます。

まずはタオルがわりに首に巻く。垂らした手ぬぐいの両端は、汗をかいた顔を拭くのにもちょうどいい。

手ぬぐいを首に巻いているところ
首にタオルを巻いた様子。を眺めるたぬき

また登山には帽子は必須ですが、頭の中も汗をかくんですよね。

私は頭に手ぬぐいを巻いてから(間に挟んでから)帽子をかぶっています。

布が頭皮に当たるのは同じなのに、帽子より手ぬぐいを間に挟んだ方がなぜか涼しい。

型崩れを気にして洗えないキャップなんかも、手ぬぐいを間に入れることで手ぬぐいが汗を吸収してくれるので汚れや匂いを気にせずにすみます。

日よけ・砂よけ

首に手ぬぐいを巻いたり、帽子から垂らすことで日よけになり直射日光から守ってくれます。

風の強い場所では砂やほこりが舞い上がることも。

そんな時は顔や口元をおおうマスクがわりになってくれます。

食品や水分の携帯

形が自由なので、おにぎりを包んだり凍ったペットボトルの水を包んだりできます。

凍ったペットボトルは包んでおけばバックの中が濡れずにすみます。

手ぬぐいでペットボトルを包んだ様子
ペットボトルの手ぬぐい包み

万が一のケガへの備え

なるべくそんな機会はない方がいいですが、ケガをした時の止血の包帯がわり、骨折時の添え木の固定や三角巾としても使えます。

シューズの緊急事態に

登山中、靴の底がはがれたりした時にてぬぐいを裂いて靴の底から全体を結んでことなきを得たなんてことも。(うちの母の実話)

こちら約15年前、登山初心者だったうちの母が私のエアマックスを履いていき靴底をボロボロにして帰ってきた時の証拠写真。(その後、母はちゃんとした登山靴を買っていた。)

靴底が剥がれた写真
なぜ履いていったの…?

【教訓】登山靴は専用のいいものを履こう!!( ; ; )

手拭いは端が切りっぱなしになっているので、いざという時は裂いてヒモ状にして使えます。

細くした手ぬぐいを結んでロープがわりにしたりと、とにかく色んなことに使えます。

ただ注意があって、こちらはダイソーで購入した手ぬぐいなのですが端が縫ってあります。

これだと頑丈だけど、裂く事はできません。

ダイソーの手ぬぐいは端が縫ってあった
単純にバナナの柄がかわいくて購入したダイソーの手ぬぐい

手ぬぐい本体に、手ぬぐいの利用法をプリントしたものもありますよ。

おむつの代わりや、SOSにも使えるんですね!これは新しい発見。

防災リュックに入れておけばいざという時に役に立ちそう。

まとめ

こんなに便利な使い方があって、手ぬぐいってすごい!

登山とは関係ないですが、食器を拭いたりテーブルウェアやお気に入りをそのまま飾ったりできる手ぬぐいは本当に万能です。

今はデザインもかわいいものがたくさんありますし、自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しいですね。

おしゃれで機能的なてぬぐいを持って登山に出かけましょう。

私のスターウォーズ好きな心をくすぐる一品。

手ぬぐいといえば『かまわぬ』

めくるめく手ぬぐいの世界へようこそ

編集:河出書房新社編集部, 著:かまわぬ

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