熊本・金峰山は野生のヤマガラと触れ合える貴重な癒しスポット

登山記
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熊本県の金峰山に行ってきました。

先日、とある登山イベントで知り合った熊本在住の友達に誘われて、初めての「山友」との登山です。

熊本のあまたの山の中からなぜ金峰山を選んだかというと、金峰山はヤマガラをはじめとした野鳥と触れ合える貴重な癒しスポットなのです!

殻付きピーナッツをもって行ってきましたよ!

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熊本・金峰山

熊本市西区に位置する標高665メートルの金峰山。

東の阿蘇あそに対して西の金峰山きんぽうざんと称され、市街地を見守るようにそびえています。

金峰山山地の主峰で、二ノ岳、三ノ岳、とともに肥後三山と言われています。

熊本のお友達に聞いたところ、学生の頃だいたいの学校は金峰山登山へ行くという、熊本市民に親しまれている山です。

標高665mの山頂からの眺望は素晴らしく、熊本市街をはじめ、有明海(ありあけかい)や雲仙(うんぜん)、阿蘇(あそ)、九州山地、天草(あまくさ)の島々など広大な景色を一望。

夜景の名所としても知られています。

665mの山ですが金峰山登山駐車場自体が標高390mの位置にあるので、実際登る高さは300m弱ということになります。

駐車場

土曜日の9時。余裕で停められました。

今回は金峰山登山者駐車場に車を停めました。

駐車場は2ヶ所あり十分すぎるほどの数。

私は「フォレストヴィラ大将陣」の看板を目印に、ここを左側に入った駐車場を利用しました。

大将軍というネーミングが個人的に気に入った

大将陣の看板をスルーしてもう少し登るとすぐに金峰山第一駐車場があります。

登山客はいつも多くにぎわっている山だけど、低山なので車の入れ替わりも早いみたい。

イベントなどがない限り、車を停められないということはなさそうです。

ちなみに「金峰山第二駐車場」に停めると徒歩4分で山頂に行けてしまうので、登山を楽しみたい方は、「金峰山登山駐車場」か「金峰山第一駐車場」へ停めましょう。

トイレ

こちらは登山口にあるトイレ。

ログハウス風でとても清潔にされているトイレでした。本当にありがたいことです。

さらに金峰山は(後ほどまた記載しますが)山頂にもトイレがあるのです!!

なんて至れり尽くせりなお山。

さぁ、では登山スタートしていきますよ!

登山コース

登山コースは「さるすべり」といわれる岩がごろごろとした急な坂を一気に上るコースや、「さるすべり」を迂回しながら、木々に囲まれたゆるやかな登山道を歩くコースがあります。

もちろん我々はゆるやかなハイキングコース。

九州自然歩道を行きます。

登山口には金峰山神社の鳥居が。

一礼してくぐります。

ゆるやかな登山道を登っていきます。

所々にさるすべりコースへの案内が。傾斜がすごい!

途中にベンチがあって休憩できます。

そこからも良い景色が望めます。

ただ夏場はじっと休憩しているとヤブ蚊に襲われるので気をつけましょう。

今回は山友が持ってきてくれたこれのおかげで蚊に刺されずにすみました。みんな大好きパーフェクトポーション!!

ゆっくり休憩している間に、何人もの年配のおじさまおばさまに追い抜かれました。

私たちも登山再開。

7合目まできたよ。

またまたさるすべりコースへの案内板。

気になりながらも、ゆるやかな自然歩道の方をいく。

山頂が近づいてきた模様。

金峰山山頂への看板。

最後の石段を登り始めると目の前に「金峰山神社登拝回数記録版」なるものが。

10000回以上登った強者がいる。すごいの一言。

一年365日毎日登ったとして約10年。

登山初心者まだまだペーペーの私からしたら神ですな。

狛犬さんの間の石段を登って

もうすぐ山頂だ。

金峰山山頂には熊本県のテレビの電波塔もあります。

市内から金峰山を眺めると、電波塔が立っていてよくわかる。

金峰山の山頂には金峰山神社があるので、その社務所(兼金峰山野草の会。)

そして、参拝客だけでなく登山客にもありがたい自販機。

登山時は水分は十分すぎるほど準備していくけど、自販機あると安心。

初めにも述べましたが、山頂にはトイレも完備されています。

安心安全の金峰山。至れり尽くせりの金峰山山頂!

こちら、金峰山神社。まずはお参りをさせていただきます。

登山の安全を感謝して。

山頂の様子。

展望台からは長崎の雲仙が望めます。

この日はちょっと雲が多く雲仙普賢岳は雲に覆われていました。

しばらくすると普賢岳の山頂だけひょっこり見えた!

熊本の山から海を挟んで長崎の山を眺める。なんて素晴らしいロケーション。

次は雲仙から金峰山を眺めたい!

山頂では屋根付きベンチの下で休めるし、木陰に座ってお昼ご飯を食べることもできます。

山頂をぐるぐる散策していると、なんだかかわいい看板が。

ヤマガラと楽しく過ごす

先ほどの看板の鳥の名前は「ヤマガラ」

実は熊本の金峰山では野生のヤマガラやその他の野鳥と過ごすことができるんです!!

今回の金峰山登山の目的の一つがこれ。

ヤマガラに餌付けする際のルール

こちらをご覧ください。

餌について

野生の鳥にあげていいものは「殻付き落花生のみ」

塩ピーナッツ、バターピーナッツ、パン、お菓子等は塩分が含まれているため与えないでください!

次にお約束

注意点
  • 必ず素手であげる
  • 騒がず、手を動かさず待つ
  • 絶対に捕まえようとしない

ぜっっっっったいに捕まえようとしないでください。

これは人間と野鳥の信頼関係で成り立っているのです。

我ら人間は鳥さんにピーナッツを献上し、ただ食べていただいている身なのです。

そこのところをはき違えぬよう、癒してくれる野鳥さんに感謝し、謙虚に鳥さんを待ちましょう。

この時、慣れた感じのおじさんが上手な口笛で鳥たちを集めていました。

本当に鳥の鳴き声のようで、おじさんの口笛に鳥も反応して応える。す、すごい。

おじさんの近くに鳥がやってきて、何やら会話をして鳥は飛び立っていきました。めっちゃ気になる!!

うまく口笛が吹けない人はバードコールがおすすめ。

おじさんが去ったあと、私たちも手を伸ばして腕をぷるぷるさせながら、ひたすらひたすらひたすら待つ!!

せっかちさんはだめですね。

かれこれトータル1時間ほどはチャレンジしたでしょうか…。

そしてその時は突然やってくる…

ヤマガラさんは突然に…

つつつつついにっ!来てくれました!!!

差し出した左手の小指に両足でぎゅっと捕まってくれて、そしてピーナッツをくわえて持っていきました。

ななななんとかわいい、癒される瞬間。

1時間待ってよかった…。

私はそう、鳥さんのしもべ。食べてくださりありがとうございます。

(ちなみにのちのち動画をよく見るとヤマガラではなくゴジュウカラの可能性。まぁ野鳥と触れ合えたのでどんな鳥さんでも感謝です)

個性が光る。自分で作るバードコール組み立てキット

おわりに

熊本の金峰山は665メートルと低山の部類に入りますが、山頂からは遠く長崎の雲仙まで望め、野生の鳥とも触れ合え、心が癒されるとっても素敵なお山です。

今回は初めての「山友」のYちゃんに教えてもらって一緒に登ったのですが、この日で2度目なのに登山中ずーっとおしゃべりしていました。

え?前から知り合いだったっけ?w

しかも直ぐに止まっては写真を撮る私を優しく待っていてくれたり、写真を撮る私を写真に収めてくれたり、距離があるのに大観峰まで付き合ってくれたり…。

Yちゃんに撮ってもらったお気に入りの一枚。

山友っていいね!!

Yちゃんありがとう。また行こうね。

コメント

  1. working man より:

    はじまして。楽しく読ませて頂いています。
    ヤマガラさんですが、ピーナッツを食べてくれたのは間違えなくヤマガラさんです。お腹の茶色が一寸薄いですが、黒くて丸っこい頭が何よりの証拠。ゴジュウカラさんは頭が平べったくてグレーで目に黒いラインが入っています。

    ハイキング、是非お気を付けて楽しんでください。

    (私も遥か昔の十代の頃、東京近郊でハイカーやってました。今はサイクリングおやじです)

    • ひさまぁ ひさまぁ より:

      お返事遅くなりました。ヤマガラさんで間違いないですね(^o^)とっても可愛かったです。詳しくありがとうございます。
      サイクリングいいですね。お気をつけて!お互いに楽しみましょうね。

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