吸水ショーツってご存じですか?
月経時の経血をショーツ自体が吸収してくれるので、ナプキンを使わなくてもいいというもの。
なんて画期的!
これを聞いたとき
- ナプキンの使用量が減る!?→お得
- おりものやちょっとの尿漏れにも対応するなら、ライナーもいらない!?→お得
経済的にもお得!!と思ったので、
さっそくユニクロで購入し試してみました。
*血液の写真は出てきませんので安心してごらんください。
はじめに
結論から言うと…すべて個人差。
と言ってしまったら身もふたもないのですが、
生理の多い時はナプキン無しは厳しい。いけたとしても不快(個人差あり)
生理のタイミングが読めない日、経血の少ない日、おりものや軽度の尿もれには対応できる。
これが私の感想です。
経血の量だけでなくにおいの感じ方も個人で違うので、吸水ショーツだけは厳しい。
生理の出血量や、尿もれのタイプや量はかなり個人差があるので、どのくらいなら対応できるかを詳しく解説していきます。
吸水ショーツを買おうか気になっている人の参考になればうれしいです。
吸水ショーツとは
生理の時にサニタリーショーツをはく方も多いと思います。
サニタリーショーツは防水加工が施された素材で出来ており、経血がついても染み出しにくく簡単に落とせるもの。
シャカシャカ生地の肌にはり付く感じが苦手、という人も多いようですね。
私もサニタリーショーツは苦手
今回紹介する吸水ショーツは、サニタリーショーツ自体に水分を吸収させる素材をプラスしたものです。
詳しく機能を見ていきましょう。
ユニクロ吸水サニタリーショーツ
吸水ショーツ、実は数年前に買おうと思ったことがあったのですが、当時は海外製しかなく1枚1万円ほどしたのであきらめたんですよね。
この頃は取り扱うメーカーも増え、価格も下がってきました。
今はユニクロで、なんと2,000円以下で買えます!!
価格
ユニクロエアリズム吸水サニタリーショーツは、税込1,990円です(2022年8月現在)
サイズ展開
- XS~3XLまでの7サイズ展開
- XS、XXL、3XLはオンラインストアのみでの取り扱い
サイズ感
サイズは大きいという口コミが多かったのですが、私はいつものMサイズにしました。
開けてみたときは、Lサイズ??と思うくらい大きく感じましたが、はいてみるとちょうどよかったです。
(ちなみに、157㎝48㎏です。普段の洋服もMサイズです。)
カラー
カラーは6色。
以前は5色だったのですが、ダークグリーンとピンクっぽいパープルは売り切れ。
新しくブルーと色違いのブラウンが入荷しています。
- ブラック
- ピンク
- ブラウン(グレーっぽいのと茶色の2種類)
ダークグリーン- パープル
- ブルー
中の吸収素材の部分はどのカラーでもブラックになります。
今回はブラウンを選びました。
機能
ユニクロ吸水ショーツは3層構造になっています。
内側の1層目(肌側)で水分をすばやく吸収し、
2層目の吸水シートに閉じ込め、
3層目の外側は防水フィルムを施した撥水生地で、もれたりしみたりしない構造になっています。
マチ部分が二枚になっていて、羽根つきナプキンと併用可能です。
防水シート面は広くうしろまであるので、寝ている時も安心の設計です。
素材
エアリズム素材なので、さらりとした快適なはき心地をうたっています。
生地素材はナイロン、ポリエステル、ポリウレタンを使用
使用感
普通にはくには特に違和感はありません。
ただ素材はナイロンなどの化学繊維を使っているため、ふだん綿100%などのオーガニック素材が好きな方には違和感があるかもしれないです。
そして三層構造になっているので普通の下着より重い。
真ん中の吸収素材は、スポンジのようなウェットスーツのような素材です。
これに水分が吸収されるわけですね。
実験
生理の日にいきなり試すのは怖かったので、まずは公式通りの水分をほんとうに吸収するのか試してみました
各データ
個人差はあるが一回の生理での経血量は50~120mlと言われており、2日目が一番出血が多く約4割と仮定し、一番多い2日目で20~50mlの出血があるとした場合(オムロン公式HPより)
40代の女性では3人に1人以上が尿漏れを経験している。軽い尿もれであれば骨盤底筋トレーニングをするなどして様子を見て、改善しない場合は医療機関を受診しましょう(ユニ・チャーム公式HP参照)
水で検証
体温に近い40度のお湯をまずは『少量の尿漏れ程度の5ml』計量し、
しみ込ませる
スーッとすぐに吸収されます、しかし…
キッチンペーパーを当てるとかなり戻るのが分かります。(これで1〜2mlくらいはペーパーにしみ込んでしまったかな)
すぐにはいてみます。
ペーパーに戻りがあったので心配しましたが、肌触りは予想よりさらっとしています。
5mlなら気にならない程度です。
つぎに15mlプラスして、トータル20mlしみ込ませます。
20mlは『生理なら多い日の量』『尿漏れならズボンまでぬれるくらいの量』です。
キッチンペーパーにはしっかり戻りました…。
これは座っている時に出血したら、吸収はするけど肌には戻りますよね(-_-;)
ただ、外側は防水、撥水素材なだけあって、外にしみ出ることはありませんでした。
履くのは躊躇しますが、実験なのでひさまぁいきます!!(`・ω・´)ゞ
はいてみたよ。
はいてみると下着自体は重く感じますが、表面は意外とさらっとしている感じです
最後に、公式通り最高の40mlの水分を含ませてみました。
40mlって結構ですよ(;^ω^) いけるのか??
かなりたっぷりですけど…
外側にはしみませんでした!あっぱれ!!
しかし、生理の2日目となるとちょっと怖くてショーツ1枚で履く勇気はないです。
そしてこの40mlの水分を含んだショーツをはいてみます!!(ドキドキ)
もともと普通の下着より、ユニクロ吸水サニタリーショーツは生地の質から重いですが…さらに重く感じます。
『赤ちゃんがおしっこをたっぷり吸収したおむつをはいていて、おむつが重くて下がってきている感じ』と言えば伝わりますでしょうか。
例え!!w
その後、はいたまましばらく過ごしましたがだんだんとお湯が冷めて冷たくなってきます。
濡れている感じというよりは、冷たい感じに変わってきます。
ショーツに吸収され外には漏れない構造にはなっていますが、ナプキンや吸収ライナーのように取り換えをしないとなると下着が重たい感じも否めません。
今回は水で試しましたが、消臭素材とは言えさすがににおいは消えないのではないでしょうか…
こまめに変えた方がにおいはしにくくなる。
やっぱりナプキンとは併用したい感じ
もしくはシンクロフィット!!
吸水ショーツと相性の良い生理用品「シンクロフィット」の記事はこちら
私は生理中、ナプキン+シンクロフィットや、布ナプキン+シンクロフィットを使っています。
シンクロフィットはトイレに流せるので楽ですよ。
- ナプキンより小さく持ち運びやすい
- すべての素材(包装ラップ、本体)をトイレに流せる
- ナプキンと併用することで、ナプキンの使用量を減らせて経済的にもお得
- ナプキンでは間に合わないくらい、どっと出たときも安心
肌触り
私は乾燥肌でアトピー性皮膚炎も少しあり肌は弱い方です。
吸水ショーツは3層構造になっていますが、1日履いても不快感はなかったです。
ただ、防水素材はショーツの後ろいっぱいまであるので夏場は暑いです。
安心な分、お尻まで蒸れますね…。
通気性のよい、ナプキン求ム
分厚いので冬は暖かくていいです。
洗い方
洗濯機に入れる前に手洗いをします。
血液はお湯で洗うとたんぱく質が固まってしまうので、水温30度以下で十分に水洗いをします。
吸水シート部分を下に向けて30分程度つけておくと汚れが落ちやすくなります。
お風呂に入る時に、髪や体を洗っているあいだ水につけておいて、上がる前によく洗ってからネットに入れて洗濯機にかけるよ
ユニクロのHPでは、
と書いてあります。
防水素材で3層構造なので、ほかのものより乾きにくいです。
まとめ
個人の感想です。
伸縮性のない素材なので、妊婦さんは月齢によって買い替えが必要になるかも
締め付けすぎないように気を付けてね
スポーツや登山の時にも、サニタリーショーツをはいていたら少し安心!
私は清潔さやにおい、万が一の事を考えてハラハラしたくないので、これからも吸水ショーツとともに他の生理用品を併用します。
組み合わせ方によっては、吸水ショーツによって生理用品の使用頻度は減らすことが出来そうです。
ユニクロ吸水ショーツは『これ1枚で1日OK!!』な夢のような商品では無かったですが、安心感はプラスできそうですよ。
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