ふるさと納税の返礼品として選んだ商品を、その場で持ち帰ることができる。
そんなサービスがあることを知っていますか?
福岡県の古賀サービスエリア(上り)に、ふるさと納税自販機が登場です。
サービスエリアに設置されたのは全国初!
引き換え券は店内のレストランやベーカリーのほか、土産品の辛子明太子、もつ鍋、豚骨ラーメン、菓子類など対象の約130点に利用できるとか。(2023年4月時点での情報です)
旅行のお土産を購入することで、その場でふるさと納税ができるなんて楽しすぎる!
詳しく解説していきます。
全国初 古賀サービスエリア(福岡県)にふるさと納税自販機が登場
「ふるさと納税自販機」自体の設置は九州初。
高速道路サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)への設置は全国初の試みです。
ただ、今のところ使えるのは古賀サービスエリアの上り線のみなのでお間違えのないように。
全国初とうたっているのは「サービスエリア」への設置のことで、ふるさと納税自販機自体はすでにあったようですね。
ちなみに古賀SA上りは、九州最後のサービスエリア。
長崎のカステラなど、福岡県以外の九州各県のお土産も少しなら手に入ります。
買い忘れた人もここに立ち寄れば安心ですね。
古賀SA ふるさと納税自販機はどこにある?
古賀SAのふるさと納税自販機は、古賀SAの上り線(山口方面に向かう方)にあります。
サービスエリア向かって左側の入り口から入って右に曲がると、
インフォメーションの向かい側にありました!
この金色の機械が「ふるさと納税自販機」
「なぜ金色なのか?」の問いに、古賀市役所の担当者曰く
「知っていただきたい。ただただ目立ちたかったからです。」と答えられていますw
ふるさと納税自販機の特徴
「ふるさと納税自販機」の最大の特徴はなんといっても、外出先で気軽に寄付ができその場ですぐに返戻品を受け取れるところです。
寄付後すぐに自動で返礼品(利用券)が発券される仕組みです。
旅行や観光がてらサービスエリアでお土産買う時、一緒にふるさと納税ができちゃう!
その場で選ぶ楽しみがあるって良いですよね。
ふるさと納税自販機の利用時間は?
古賀サービスエリアの営業時間は24時間ですが、飲食店、売店、ATMなどそれぞれ営業時間が違うのでNEXCO西日本のサイトを参考にしてください。
寄付金額
寄付金額の種類は今のところ6種類(2023年4月時点)
1万円から10万円まであり、それぞれ寄付金額の30%の商品券が受け取れます。
2019年6月の制度改正により、各自治体は「返礼品の調達額(返礼率)を寄付金額の3割以下とすること」が義務付けられているそうですが、その返礼率いっぱいが戻ってくるんですね。
10,000円に対してなら3,000円の商品券。
納税額 | 引換券 |
10,000円 | 3,000円分(1,000円券×3枚) |
20,000円 | 6,000円分(1,000円券×6枚) |
30,000円 | 9,000円分(1,000円券×9枚) |
40,000円 | 12,000円分(1,000円券×12枚) |
50,000円 | 15,000円分(1,000円券×15枚) |
100,000円 | 30,000円分(1,000円券×枚) |
寄付時に必要な書類
ふるさと納税自販機を利用する際に必要なものは2点。
- クレジットカード
- 運転免許証(持っていない場合は、氏名・住所等を手入力)
高速道路なら免許証を持ってないなんてことはないので、思い立った時にすぐに使えるのもありがたい。
ふるさと納税自販機の利用方法
- 1タッチパネルで返礼品(引換券)の額を選ぶ
- 2免許証の自動読み取り(または手入力)
- 3クレジットカードで支払い(暗証番号入力)
- 4発行されるレシートと引換券を受け取る
- 5会計時に引換券を利用
簡単にできるんですね。
税控除を受けるために必要な書類等は、後日古賀市から送られてきます。
商品券の使用期限は、発行日から6ヶ月以内です!
対象商品
大きく分けて2つ。
古賀SA上りの「お土産」と「飲食店」で使えます。
お土産
このマークが目印。
商品はこのマークがついたものだけが対象で、全てではないです。残念!
対象となる商品はこちら。
古賀SAでのふるさと納税により地場産品を返礼品として受け取ることで、地域の振興・共創、新規顧客の獲得につなげることが目的。
なるほど。調べてみると、左衛門も如水庵も古賀市に工場があるんですね。
以下、対象商品をいくつか紹介します。
いつかメスティンで登山もつ鍋してみようかな。
はい!福岡といえば豚骨ラーメン!ラーメンは種類がありすぎて選べない。
続いてはお菓子。
とっとーと。これ博多弁。「取っているんだ」というニュアンスです。
「それ私がとっとーとよ」とか「それとっとて〜」とか言いますね〜。
私の大好きな如水庵の「筑紫もち」→筑紫もちの詳細はこちら
山梨の友達に「桔梗信玄餅」をもらったときに、如水庵の筑紫もちのパクリやん!と思ってしまいましたが(すみません)、どっちが先に発売されたかは知らないまま…。
どっちも同じくらい美味しかったです。
残念だったところ。
ふるさと納税自体が、地域振興の目的があるから当然と言えばそうなんですけどね。
対象外は以下。
SA内でお土産見ていたらあれもこれも欲しくなってしまいますが、大好きな「通りもん」や「めんべい」は対象外で残念T_T
「通りもん」を製造している名月堂は博多区、めんべいの山口油屋福太郎は田川郡でした。
それぞれの自治体でふるさと納税として商品を取り扱っているようなので、気になる方はチェックしてみてください。
飲食店
お土産の他にも、SA内のレストラン、ベーカリー、テイクアウトコーナーでもすぐに使うことができます。
ただこちらも対象外のものがあるので、「返礼品対象商品」であるかのマークを確認してください。
高速道路外からでも利用可
サービスエリアなので高速道路を利用する人しか使えないかといったら、そうではありません。
古賀サービスエリアの施設や飲食店は一般道からも利用できます。
一般客利用駐車場もかなり広いです。
高速道路を利用せずとも、近くに寄った際はお土産を買いに利用できますね。
一般道からお土産物も買いにいける、古賀サービスエリアのウエルカムゲート。
※他のふるさと納税と仕組みは一緒なので、古賀市に住んでいる人は返礼品を受け取ることはできません。
まとめ
古賀市のSAにある「ふるさと納税自販機」は
私も登山での移動で高速道路を利用するので、旅先のお土産を買うのがふるさと納税として寄付されるなら嬉しい。
古賀市にも興味がわいてきました!
ふるさと納税自販機自体は役場や駅、道の駅やゴルフ場などに設置している自治体もあるようなので、これから広まっていきそうですね。
コメント